2019年11月のハングル検定4級を受けて、一発合格しました!
合格点は60点のところ、90点以上で合格しています。語学学校には通わず、スキマ時間の独学で、ハングルの文字から基本単語・文法を勉強すること約半年間で合格することができました!
そこで今回は「ハングル検定4級に独学で合格できた勉強法」をご紹介します!
きっとこのページに訪れて下さったアナタも独学で韓国語の勉強を始めたかただと思います。参考になれば嬉しいです。
【ハングル検定4級勉強法】試験まで時間がある時
おさえたいポイントは3つです。独学でも勉強しやすいオススメのテキストも併せて紹介しているので参考にどうぞ。
基本文法はテキストで順番に勉強する
前に習った文法が次の文法につながっていることがよくありますので、地道に、順番に勉強していくのが近道です。
最初から順番に文法の勉強を進めていけるのは、やっぱりテキスト!やりきる1冊を決めて、そのテキストを2~3周やりきるのがオススメです。
CDの音声に合わせて音読するのは、文法の活用や単語の発音も覚えられて、とても良かったです。音が分かると「聞き取り」もできるようになります。
オススメテキストは「できる韓国語初級1」。
筆者はこの1冊に集中して、ハングル検定4級合格をゲットしました。
この1冊でハングルの文字・発音から基本文法までカバーしているので、初めて韓国語を勉強する方にも使いやすいです。
「ハングル…あの○とか棒とかで文字ができてるやつ…」という超初心者さんの状態で始めても、最後までやり切れば基本文法が頭に入る!無理なくレベルアップできるテキストだと思います。
付属の答えの本には「答えのみ」しか載っていないのですが、各レッスンに動画解説もついているのがとても良いです!
独学で困るのは「なんで間違えたのかがわからない」ことなので、先生が解説してくれると意外と簡単にわかります。
初級単語1,070語は覚えきる!
公式ホームページによると、ハングル検定4級の出題語彙の範囲は
比較的使用頻度の高い約1,070語の単語や文型を理解することができる
ハングル能力検定協会公式ホームページよりhttps://www.hangul.or.jp/
となっているので、まずはここをターゲットにします。
公式ホームページに掲載されているハングル検定4級試験問題のサンプルを見ると、「筆記問題」の大問2~3の9点分は、単語を覚えていさえすれば、ほぼ得点できる問題になっています。1:1対応の問題も多く、単語を知ってるか知らないかだけの問題で差がつきます。
さらに大問6は「意味を変えずに置き換えできる単語を選ぶ」問題、大問7は「単語の原形(辞書形)を選ぶ」問題など、こちらも単語力があれば十分得点が狙えます。
単語はCDに合わせて音読するといいです!
スキマ時間だと目視での学習が多くなると思いますが、時間がある時はなるべく音読するのがオススメです。
ハングル検定の公式ホームページに記載がありますが、出題語彙の範囲については
4級~2級までの問題は問題の構成上、場合によって「新装版合格トウミ 初級編/中級編/上級編」のリスト外から5%内で出題されうる
ハングル能力検定協会公式ホームページよりhttps://www.hangul.or.jp/
と決まっているので、ハングル検定4級を受験するなら公式テキストの「合格トウミ」の「初級編」をしっかりマスターすれば高得点が狙えるはずです。
そのほかの単語帳であれば「キクタン」の初級編。ハングル検定の出題に準拠していて、4 ・5級レベルの896語が収録されています。
オススメポイントとしては「1日16語で8週間完成!」という仕組みになっているので、何をどこまでやるか迷わなくていいですね。
「できる韓国語初級単語集」なら、TOPIK初級(1・2級)レベルの約2,000語が収録。もちろんハングル検定4級も十分カバーしています。
各単語の前に1・2と番号が振ってあるので、まずTOPIK1級の単語から攻略するのがオススメです。筆者はTOPIKも受験予定なので、1冊で汎用性が高そうな「できる韓国語単語帳」で勉強しました。
「過去問」は時間を測って取り組む
時間を測って、本番さながらの状態で解いてみるのが一番いいです!
解くスピード感、時間配分、現在の到達度もわかりますし、間違えたところを洗い出して潰していけば、そのまま得点が伸びていきます。
問題や答えを覚えてしまうので、2~3回繰り返せば十分だと思います。
ハングル検定4級の「聞き取り問題」は音声を2回読んでくれます。
次の問題に移るまでの時間が20秒~40秒程度と結構長いので、その時間で次の問題の質問や選択肢を事前に読んでおくクセをつけるといいです。
この過去問を実際に使いましたが、CDでも「聞き取り問題」も次の問題に移るまでの時間をあけてくれているので、実際に次の問題まで読めるかどうかも試しておきたいところ。
解説も1問ずつあるので、勉強しやすかったです。
【ハングル検定4級勉強法】試験が迫っている時
覚え切れていない単語をなるべく少なくする
ハングル検定4級は、単語力で結構点数に差が出る印象があります。
単語を覚えていくと、だいたい同じ単語でつまずくので、自分が苦手な単語にチェックをつけて直前までしっかり潰しておくと点数に繋がりやすいです!
発音変化の細かいルールは捨てる!
誤解のないようにお伝えしたいのですが、発音変化はとても大切です。
会話練習をすると痛感します…!
ただハングル検定4級の試験問題に、発音変化の問題は大問1だけ。
たった4点分しかありません。
今回の目的である「ハングル検定4級に合格する」という点で考えると、
たった4点の発音変化に時間を割くよりは単語や文法の勉強に力を入れたほうが合格につながりやすいです。
発音変化のルールは韓国語初心者にとってはかなり難しいです…
一度ではとても覚えられません…。
発音が大事なことには変わりはないので、徐々にテキストや単語帳の音声を真似して音読すると発音変化も覚えやすいです。
まとめ
「ハングル検定4級に独学で合格できた勉強法」をご紹介しました。
第53回実施ハングル検定4級の合格率は79.1%と結構高いです。
簡単ではありませんが、初級の基本単語や文法が理解できていれば、そこまで難しくはないです!あなたの合格をお祈りしています。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。